社長挨拶 MESSAGE 持続的成長の実現を目指してCSV経営を実践します 創業150周年を迎えた2020年7月に長期経営構想『2920+4』をスタートさせて、2024年7月から4年目に進む事になりました。製版メーカーとして「技術」「社会」「環境」に関わる課題を認識して、社業を通じて課題解決に取り組み、当社の核となるコアバリュー「精好堂らしさ:SEIKODO DIFFERENCE」の創造を目指します。 最初の3年間は業務効率改善のため業務の再定義を行い、生産技術の改善を図ました。さらに予て進めていたSDGs活動が気付き機会となって、新たにCSV経営を当社経営方針に取り込み、全社的な浸透を進めています。 製版業の業務は販売、製造、管理と分けることができますが、販売業務の領域においては市場と製品を見直し、当社の技術やリソースをどのように活かすことができるのかを常に考え、必要と思われる変化への対応に挑戦しています。 製造業務の領域においてはバリューチェーンを重視して、サプライヤー各社との協力体制を強化しています。また従来取り組んできた「無駄・ムラ・無理排除」の活動規範を進め、DX・ロボット等も採用したリーン生産方式への取り組みを推進しています。 管理業務の領域では、働き続け易い環境を整備する事が当社の成長力を高める事になると考え、キャリアプランの設計見直しを進めると共に、健康経営活動と女性活躍推進活動への取り組みを深めています。 変化する市場環境へ対応します 地球温暖化を原因とする近年の異常気象は、農業・漁業・畜産業への深刻な悪影響を及ぼし、その影響は今既に全産業に及んでおり、まさしく地球と全生物に対する巨大な脅威であり続けています。 私たちは製版業という本業を通じて二酸化炭素の排出削減と廃棄物削減に取り組んでいます。本当に微力でありますが、印刷業界の中で社会課題の解決に貢献することを経営理念の中に定めて活動をしています。社会ニーズや課題に取り組むことで社会的価値を創造し、同時にその結果として経済的な価値も創造していきます。社会の利益と企業の利益を同時に追求できることから、本業を通じた社会貢献と言えるCSV経営の実践こそが当社の競争力の源泉になると考えて行動して参ります。 今後も皆様の変わらぬご支援を賜りますよう、宜しくお願い致します。